技術紹介 ~摩擦圧接~
先日、摩擦圧接を得意としている外注様とお話する機会があったので、ご紹介させていただきます。
摩擦圧接法とは、接合する部材(たとえば金属や樹脂など)を高速で擦り合わせ、 そのときに生じる摩擦熱によって部材を軟化させると同時に圧力を加えて接合する溶接技術の一つとなります。
従来行われているアーク溶接やガス溶接等と比較すると、摩擦熱以外 の熱源を必要としないことや、溶接棒などが不要であること、接合時にガスやスパッタが出ない事などから自然環境にやさしい接合法といわれています。
同材質、異径材を摩擦圧接することにより、丸棒の削り出しより材料費、加工費の削減をする事ができ、異種金属を摩擦圧接することにより、必要な部分だけ高価な材料を使用し、その他は安価な材料に置き換えることなども可能です。
国内・海外 其々の外注様のメリットを最大限に活かし、納期・予算のご要望にお応えいたします。
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